健康維持には、運動が大切であることはいうまでもありません。
しかし、どのような運動をしたら楽しく運動が継続できるのかいまだにわからないという方も多くいるのではないでしょうか?
今回は、サイクリングでもクロスバイクを使うことをお勧めしたいと思います。
クロスバイクを使うことで楽しく、運動を継続して行うことができます。
この記事では、なぜクロスバイクなのかを解説します。
サイクリングは移動能力を格段に広げる
歩くよりも自転車を使う方が遠いところまで行けます。
徒歩では1~2km、ママチャリは3~4km、車なら5~10km位が普段の移動範囲だと思います。
もちろん、普段から遠くまで移動している方も多くいますし、運動習慣にもよります。
ウォーキングは、健康に良いものですが、移動が短くそれほど遠くまでは移動できません。
いつも移動できる距離が狭いために、ウォーキングに飽きてしまうというケースも多いと思います。
自転車を使えば遠くまで移動することができます。
さらに自転車をシティサイクル(ママチャリ)からクロスバイクに変えてみると移動距離は飛躍的に広がります。
シティサイクルと同じ労力を使っても、移動できる距離が伸びるのです。
そうすれば、いつもと違う道を通ってサイクリングをすることもできます。
景色が変われば運動も継続しやすくなることでしょう。
クロスバイクに慣れて、体力がつけばすごく遠くまで移動することが可能です。
クロスバイクに乗ってみよう
サイクリングといえば、シティサイクルが思いつきますが、クロスバイクはシティサイクルよりも楽に移動することができます。
まずは、シティサイクルと比較すると驚くほど軽いことがわかります。
またいでみると、サドルの位置が高く、シティサイクルとは運転姿勢が異なることに気が付きます。
慣れるまでは、運転に違和感を感じることもありますが、慣れてしまえばスイスイと軽い力で進んでいきます。スピードに合わせてギアの調整をすればグングンと加速していきます。
ヒューンと風を感じて「これなら遠くに行ける」と感じることができます。
クロスバイクは、その爽快感を楽しみながら有酸素運動ができるので趣味としてだけでなく、アンチエイジングや健康維持にも有効です。
シニア世代もクロスバイクに乗ってみよう
クロスバイクは、若者だけの乗り物ではありません。
このブログの著者の両親も乗っています。
父は67歳を過ぎた前期高齢者ですが、100km以上もクロスバイクで移動します。
クロスバイクで、関東県内を移動しサイクリングを楽しんでいるようです。
その様子を見て、母もクロスバイクを買いました。
もともと母は運動が好きではありません。
運動不足のため、「若くしてフレイルなのでは?」と感じさせるほどに低体力でした。
7万円くらいのクロスバイクを買ったと言っていましたが、スカイツリーに行ったり、横浜に行ったり、栃木に行ったりとしています。
今では、夫婦揃って遠くの方までサイクリングでデートしています。
クロスバイクの良いところは、前輪が簡単に着脱できるところです。
そのため、車の中に載せやすいのです。
遠くまで行くときには、行きはクロスバイクで帰りはどちらかが運転して迎えに行って車に載せて帰ってくるそうです。
クロスバイクのおかげで、母の運動不足も解消し、遠くまで自転車で移動ができる体力がつきました。
クロスバイクがちょうど良い
自転車には、種類があります。
”ロードバイク”は、クロスバイクよりもさらに速度を出すためにタイヤが細く、地面との設置面積が少なくなります。タイヤが細いと段差に弱く、転倒するリスクも高くなります。
シニアは、慣れないと怖いかもしれませんね。
ロードバイクは、ドロップハンドルという、ハンドルが下向きに下がっている形状をしています。
”マウンテンバイク”は、山道などの悪路に耐えられる構造でタイヤが太くなっています。そのため、地面との設置面積は多くなり、ロードバイクよりも速度は出しにくいでしょう。
”軽快車”いわゆる”シティサイクル”、”ママチャリ”は、普段使いとして通勤、通学や家庭用として使われています。
”クロスバイク”は、軽快車やマウンテンバイクよりっも走りやすく、軽量で細かくギアチェンジができます。コロナ禍での自転車通勤も増えている昨今では、長い距離の通勤自転車としても人気があります。クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクを合わせた自転車でハイブリッド(雑種)バイクといわれています。軽快車やマウンテンバイクよりも走りやすいので、初心者のサイクリングや遠距離の自転車通勤、健康を目的とした自転車運動に向いています。
クロスバイクは、軽いギア比で進むため女性やシニアでも楽に速く速く走ることができます。勾配の多い道でも強みがあり、長距離サイクリングにも向いています。
まさに、自転車の楽しさや爽快感を体感するのに適した自転車といえます。
サイクリングは有効な有酸素運動
有酸素運動といえばウォーキングが思いつきますね.
サイクリングも有酸素運動です.
息を切らしながら,必死に自転車を漕げば無酸素運動になりますが,誰かとお話ができるくらいの速度で長時間,リズミカルに漕げる程度に調整すれば有酸素運動になります.
心臓リハビリテーションでも、有酸素運動を運動プログラムとして推奨しています。
心疾患を患っている人も適切な運動指導のもとで30分以上の有酸素運動を行っています。
サイクリングでアンチエイジング
加齢とともに体力は低下しやすく、身体機能の低下は歳を重ねるほどにその低下速度は加速します。
シニアになれば、体力の低下に危機感を感じてる人もいると思います。
「昔の自分だったらこんなことぐらいできたのに」とついつい口から出てしまうほどに体力の低下を感じる機会が増えてしまいます。
筋力の低下は、行動力の力強さ、俊敏さ、安定性にも影響を及ぼします。
骨粗鬆症にもなり閉経後の女性の骨密度は特に低下しやすく、骨粗鬆症になってしまいます。
基礎代謝が低下して肥満の原因にもなります。
メタボリックシンドロームになれば、血管系の疾患になるリスクも高まります。
筋肉の量が低下しないためにも日常生活に意識的に運動を取り入れて脚力の低下を食い止めることは、健康な生活を送るためにも重要な課題です。
サイクリングは趣味として継続しやすい
運動を継続する際の問題は、いかに楽しみの一つとして運動を取り入れるかです。
運動が苦しくては継続することは難しいです。
趣味の一つとして運動を取り入れることができれば、その運動を継続する確率は高くなります。
ウォーキングを趣味として継続することができる方もいるでしょう。
クロスバイクでのサイクリングは、趣味としての運動に取り入れることがしやすく、ハードルもそれほど高くありません。
ただの運動ではなく、移動手段の一つでもあるので少し遠い目的地にたどり着くことができます。
ウォーキングでの行動範囲は限られます。
サイクリングではその行動範囲を広げることができるため、神社、買い物、観光名所、公園、サイクリングロード、などの目標を決めることで遠くの場所に行くこともできます。
自転車を車に積める方は、車で目的地の近くまで行き、自転車で海岸を走る、山道を走る、湖の周りを走る、など様々な景色を楽しむこともできます。
健康に良く、継続することがしやすい趣味として最適ではないでしょうか?
サイクリングは景色が変わって楽しい
自転車エルゴメーターの問題点は、景色が変わらないのでつまらないという方が多い点でしょうか?
風を感じることができればいいのに
景色が変わればいいのに
という方は少なくありません。
天気に左右されないという点では、自転車エルゴメーターのメリットもあります。
テレビを見ながら運動ができるという点もメリットでしょう。
録画しておいた映画やドラマを見ながら運動する。
本を読みながら自転車エルゴメーターをしている方もいます。
実際に外に出てサイクリングをすれば景色が変わるので、景色の移り変わりを楽しみながら運動することができます。
四季折々の風景を楽しみながら運動ができるのでいい趣味になるのではないでしょうか?。
自転車に安全に乗ろう
シニア世代の方で自転車になかなか乗れない理由の一つに安全性があるのではないでしょうか?
スピードが出れば、転倒した時のケガのリスクは高くなります。
クロスバイクは、スピードが出やすく変速の多い自転車です。
交通規則をしっかりと守ってサイクリングを楽しみましょう。
運動の一つなのでストレッチや自転車以外の筋力を向上させるための運動もしっかりと行いましょう。
自転車は大事なパートナーです。
日頃から自転車の調整もしっかりと行いましょう。
たかが自転車、されど自転車です。
乗り方にはコツがあります。
ギアの変え方、坂道の登り方、サドルの高さ、漕ぎ出しの仕方、上り坂と下り坂の走り方、コーナーの曲がり方、自転車走行のルール、などを改めて学んでみてください。
安全に自転車に乗れるようにしておきましょう。
サイクリングで継続は力なり
趣味は、人それぞれ合う合わないがあります。
運動が嫌いだわ
座ってやる趣味がいい
自転車をお勧めしても、どうしても合わない方はいます。
良い自転車を選べば、安い買い物ではありません。
ただ座りっぱなしの生活になれば、体の状態は虚弱(フレイル)の状態になり、将来介護を受ける可能性が高くなります。
健康寿命が短くなり、誰かの介護を受けなければ生活できないという期間が長くなります。
座って行う趣味もいいのですが、何かしらの形で運動を趣味のひとつに取り入れる必要があるのです。
サイクリングは、継続しやすい運動手段のひとつです。
健康な体を維持することは国民の義務でもあります。
楽しみながら健康が維持できるなんて最高じゃないですか?
是非サイクリングで運動を継続していきましょう。
パートナーには良い自転車を選びましょう
自転車の種類によって走行性能が大きく変わってきます。
良い自転車を走りそのものがなくで距離に換算するとエネルギーの消費量は減ります。
「自転車などどれも同じ」と思っている方も、実際に乗ってみると走行性能の違いに驚くでしょう。
自転車に乗ることの意味は、ただの移動手段ではなく、「自転車に乗って健康になること」です。
クロスバイクのようないい自転車に乗れば「もっと走っていたい」と思う気持ちが起きてくると思います。
服装や道具を揃えれば自転車が楽しくなり、ただの移動手段ではありません。
パートナーには良い自転車を選びましょう。
まとめ
健康な身体を維持するのに自転車はおすすめです。
特にクロスバイクは、楽な力で遠くまで行けるため趣味の一つとして導入しやすく、アクティブシニアにもお勧めです。
通販でも自転車を購入することができるため、ぜひ利用してみましょう