トレーニングの法則「漸進性の法則」

漸進性の法則 トレーニング
トレーニングの法則「漸進性の法則」

トレーニングをするときに、どのようなことに注意して運動の負荷を設定してるでしょうか?

トレーニングの法則には、それだけじゃなくいくつかの法則があります。

今回は、最初に決めた負荷の設定を変える必要がありますという話をしていきたいと思います。

今回は「漸進性の法則」です。

漸進性の法則

漸進というのは、少しずつ進歩する」「順応してだんだんに進むという意味です。

つまりこの法則は、トレーニングにおいていつも同じ負荷をかけていると、運動に慣れたときには負荷が足らなくなり現状維持しかできなくなってしまうために、負荷を次第に上げていかなければならないということです。

ダンベル

トレーニングを開始した直後は、筋肉痛にもなるかもしれません。

たとえば,10kgの重りを持つことが、やっとかもしれません。

でもそれを続けると、10kgの重りを持つことにも慣れてくると思います。

そうなったときに、過負荷の法則では10kgの重りは過負荷ではなくなってしまいます。

そのときには1つレベルを上げて、負荷を強くしなければなりません。

筋力レベルアップに合わせて、運動負荷レベルアップしていかなければなりません。

ステップアップ

筋肉にはたくさんの筋繊維があります。

その筋肉の線維がいつもフル動員されているわけではありません。

そして筋肉に刺激を与える神経も沢山の刺激を送ることには慣れていません。

筋力トレーニングを開始して、比較的早い時期に重いものが持てるようになることがあります。それは神経筋活動が活性化すると考えられています。

すなわち,筋肉が太く,強くなったのではなく、神経の活動が促進されているために、筋線維の活動できる数が増え,強い筋力が発揮できるということです。

 

トレーニングをしている人の中には、いつも同じ負荷でやってる方もいるのではないでしょうか?

そういう方は、少しずつ運動の回数や、負荷を増やしていく必要があります。

急激に負荷を上げていくことは、怪我にもつながります。

何よりもトレーニングは継続することが大事です。

負荷や回数を上げていくのは,”ゆっくり”と上げていきましょう。

強化

同じ重量のダンベルを持ち上げていても,重さに慣れてきて,筋力も強化されてくると1RMに対する負荷は軽くなっていきます。

回数が増えてくると筋肥大の効果は得られにくくなります。

過負荷の法則」では,筋力が強くなるのではなく,持久力が強化されるということになります。

そのため,運動に慣れてきて,運動回数を18回以上増やすことができるようになってきたら重さの調整をする必要があります。

そこでおすすめするのが,可変式ダンベルです。

 

トレーニングの方法によって持ち上げられる重量は変わってきます。

例えば,上腕二頭筋を鍛えるコンセントレーションカール上腕三頭筋のを鍛えるトライセプスキックバックでは持ち上げられる重さが変わります。

筋肉の大きさも違いますし、持ち上げる方法によっててこの原理支点力点作用点の距離が変わるからです。

てこの原理

そのため一律で3kgや5kgのダンベルを使用していると、ある筋肉には効くけれども、ある筋肉には効果がないということになります。

そのため自宅用でも、重量を変えることができるダンベルがあります。

重さを調整して、運動の目的に沿った重量でトレーニングすることをお勧めします。

 

可変式ダンベルのご紹介

15段階調整 【4WD】2.5〜24kg 可変ダンベル2個

 17段階調整 【夜紫櫻】5 ~40 kg可変式ダンベル2個 

5段階調整 【MRG】2.2~11.4kg可変式ダンベル 

27段階調整 【FIELDOOR】3~40.5kg 可変式 クイックダンベル/ブロックダンベル

運動負荷の法則は,「過負荷の法則/運動負荷の設定方法」でも解説していますので,
参考にしてみてください.
Bay for now!
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