呼吸リハビリテーション,呼吸理学療法を勉強しましょう

呼吸リハビリテーション

こんにちは,リガクレです.

「呼吸リハビリテーションを頼まれたけれどもどのようにやっていいかよくわからない」

という方も多いのではないでしょうか?

新型コロナウイルスのこともあってなかなか勉強会に参加する機会もない.

非常に困ってる新人理学療法士が多いと思います.

呼吸リハビリテーションと言ってもその内容はかなり幅広くあります.

  • 痰が溜まっている患者さんの排痰を促す呼吸リハビリテーション
  • COPDの患者さんの呼吸リハビリテーション

その他にも沢山,色々とあります.

「自分で勉強するのなかなかめんどくさい」

「誰か説明してよ」

と考えている方もいらっしゃるかもしれません.

リハビリテーション,理学療法の勉強をする一つのツールにしてください 

呼吸リハビリテーションに限りませんが,この勉強会に対してはいろいろ意見をお持ちの方も多いと思います.

例えば

「勉強会に参加したいけれどもなかなか新型コロナウイルスのこともあって勉強会に参加することができない」
「勉強会は日時が決まっているので毎回決まった時間に参加することができない」
「子育てが忙しいから ZOOMでやる勉強会の時間に参加することができない」
「みんなといる時間は,勉強会ではなくみんなと一緒に遊びたい.自分の自由な時間に勉強がしたい」
「デートが忙しいから勉強ができない」
「勉強している雰囲気を出したくない」

と考えてる方も多いと思います.

そこで,私が今まで勉強してきたことを解説していきたいと思います.

例えば、排痰法の一つの手技である ”スクイージング”ですけれども、なかなか独学で勉強してもやる気が起きない.

呼吸介助やスクイージングの勉強をしようと思っても、

「これは独学ではどうにもならない.」

と、壁に当たっている人も多いのではないでしょうか?

専門の書籍を探せばいいんですけれども、呼吸リハビリテーションや医療関係の参考書はそれなりに医学書が揃っている本屋さんがなければ手に入れることができません.

インターネットで試しに買ってみるというのも一つの手ですけれども、医療関係の専門書は値段がそんなに安くありません.

ひとつの専門書を買うのに結構,勇気が要ります.

試しに買ってみて失敗したということになると結構なショックになると思いますよね?

私が若い時には、色々と指導してくれる先生に「勉強のために自己投資はしていかなければだめだ」と言われたことがありますので、結構,自己投資をしてきたと思います.

専門書も結構買ってきました.

ずっと家にあっても私しか見ないので,奉仕のために職場に専門書を置いておきましたが,結構誰も見ないんです.(涙)

もう本当に悲しくなります.

私の大学院の研究テーマは呼吸関係でした.

呼吸に関係する勉強を決行してきたと思いますが,なかなか後輩に指導したりするアウトプットの場がなくて困ってます.

私としては結構”もったいない”感じがしていました.

そこでこのブログや動画を通して,新人理学療法士の皆さんが勉強する一つのツールになってくれればと思います.

勉強したい新人理学療法士は結構います

職場にはあまり勉強したくないという方も働いているとたくさんいますよね?

でも,勉強会とか学会とかに行くとかなり勉強熱心な新人の理学療法士の方ってたくさんいるんです.

こんなにも勉強をしようとしている人がたくさんいるのかと思うほどにたくさんいます.

職場では全員が同じ方向を見ているわけではありません.

ところが,他の施設や病院にはたくさんの熱い理学療法士ってたくさんいるんだなと勉強会に参加すると感じることができます.

ところがこの新型コロナウイルスの関係もあってなかなか自分で勉強会を開くということは難しい状況にあります.

そもそも,個人的に勉強会を開くというのはかなりハードルが高いです.

このブログが,新人の理学療法士の方、その他リハビリテーションについて学んでいきたいという人の手助けになればと思います.

痰を出す方法を勉強しよう

呼吸リハビリテーションで「痰を出してください」と依頼を受けることがあると思います.

依頼を受けたからにはしっかりと痰を出してあげたいものです.

痰があれば苦しいですよね?

その苦しくなる原因であるとを出すというのが「排痰法」になります.

私も呼吸リハビリテーションで排痰法をやっていると「痰出し職人」と言われたことがあります.

嬉しいかどうかは別として、頼られている感じがあります.

「どのようにして痰を出したらいいのですか?」

と理学療法士は聞かれることもありますので、しっかりと痰を出す方法を指導してあげなければいけません.

勉強する場は意外となくないですか?

ところが,養成校で「排痰法」については,ほとんど教えていないのではないでしょうか?

臨床の現場に立っても,先輩が教えてくれない限りはなかなか勉強する機会がありません.

そして,痰を出す方法を教えてくれる先輩もそれほどいないわけです.

なぜならその先輩も排痰法を教えてきてもらっていないからです.

今の理学療法士の実習制度では,「就職をした時に即戦力でなくてもいい.臨床現場に立つようになってから勉強をしてください.」という方針になっていますよね?

就職をした現場にもよると思いますが,勉強会がある施設や病院では,就職をしてから勉強会をするのでしょうけれども,超過勤務の問題,保険点数上の壁もあり,なかなか先輩が後輩に手厚く指導してくれる時間というのは作れない現場が多いと思います.

時間で保険点数が発生してくれるということは,先輩理学療法が一人の患者さんを治療している間に,後輩の患者さんを見ている時間がなかなか作れないということになります.

仕事が終わってから残って勉強していると、経営者の視点から行くと「残って勉強していても超過勤務手当は出ないからね」ということになるわけです.

職場や上司の方針にもよると思いますが、なかなか職場で残って勉強することができないで困っている新人理学療法士もかなりいると思います.

ところが「排痰法」については養成校でも習っていないし,先輩理学療法士に教わってもいない方がほとんどです.

でも,「呼吸リハビリテーションを『やってくれ』」と依頼があるわけです.

依頼があることはうれしいことです.

でも「そんなら,もうどうしたらいいの?」と考えてしまいますよね?

もうこれは自分の時間を削って勉強するしかありません.

後輩に指導する時間が作れないために,少しでも新人理学療法士の方の勉強の一助になればと思います.

リガクレと一緒に勉強していきましょう

呼吸リハビリテーションは私が勉強してきた中でも得意分野のひとつです.

上司と一緒に他の病院に赴いて,「スクイージング」についての講義や実技指導したこともあります.

職場でも看護師さん向けに排痰法やスクイージングについての講義をしたことがあります.

少しでも新人理学療法士,それからリハビリテーションについて学びたいという人の助けになればと思います.

是非,リガクレと一緒に勉強をしていただければと思います.

YouTube で「スクイージング」 の動画が1万再生を越えました

以前 YouTube で出した動画に「スクイージング」に関する動画がありました.

それだけスクイージングや呼吸法に関する勉強をしたいと考えている人が多いのだと思います.

ただ少し動画が長すぎました.

「もう少し細かく分けて欲しい」

というコメントがありましたので,修正していかなければならないと考えています.

その動画を見てる人が,理学療法士か看護師さんかどうかはわかりません.

ただそれだけ,「スクイージング」,「呼吸理学療法」を勉強したいと考えている人が多いのだと思います.

新型コロナウイルスで勉強会がしにくくなってしまった今だからこそ,動画で勉強をできるツールを作っていきたいと思います.

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