年をとってから足腰が弱っちゃったな
腰とか膝とか痛い!年だからしょうがないねー
と考えてることも多いのではないですか?
最近、運動する量が少なくなってしまったという人は、注意してください!
あなたも、ロコモティブシンドローム(ロコモ)かもしれません。
ロコモティブシンドロームの原因を知って、予防しましょう。
知ってる?ロコモティブシンドロームとは?
ロコモティブシンドローム、略して『ロコモ』は、
「運動器の障害が原因で移動能力の低下をきたした状態」です。
運動器というのは、
- 骨
- 脊椎
- 脊髄
- 関節
- 靭帯
- 腱
- 神経
などの身体を動かすために必要な器官です。
ロコモティブシンドロームとは、運動不足や運動器の障害によって誰かの介護・介助が必要になったり、その危険性が高い状態を表します。
簡単に言えば、足腰が弱って歩くことに支障がでること
と言えます。
1.ロコモティブシンドロームになる3大要因
運動器が弱くなる原因は何でしょうか?
ロコモティブシンドロームの3大要因
- 筋力の低下
- バランス能力の低下
- 運動器疾患
- 変形性ひざ関節症
- 腰部脊柱管狭窄症
- 骨粗鬆症
- 骨折 など
加齢とともに筋肉量は衰えて、バランス能力は低下します。
あなたが気が付かなくても”自然と進行している”ものです。
10代や20代に比べると明らかに体は動かなくなっていますよね?
いやいや普通に歩いているからそんなに若い時と変わらないよ?
という方もいると思いますが、
ただ歩けていたとしても、筋肉は衰えています。
歩いてるだけでは、筋肉量を維持するための負荷は足りません。
筋肉を衰えさせないようにして、バランス感覚を養い、出来る限り運動器疾患にならないように注意しなければなりません。
今すぐにでもできることは、「筋力を鍛えること」、「バランス感覚を養うこと」です。
2.捨てよう!”自分はロコモにならない”という考え
健康なうちは「まさか、自分が病気になるとは」思わないですよね?
喫煙をしている人も「まさか自分が癌になるとは思わなかった」と考えている人もいると思います。
だいたいのひとは、病気になってから後悔します。
タバコを吸っていない人は、「自分が癌になるとは・・・」と考える人が多いと思います。
「交通事故にあう人は運が悪い人だ。宝くじに当たるようなものだ」
と考えてる人もいるでしょう。
ところが人間は、死亡原因の第1位が癌であり、1/2の人が癌になります。
2020年の交通事故は30万件もあります。そのうち死亡事故件数は約2700件です。
ついつい都合よく考えてしまうので、「自分はそうはならない」と考えてしまう人が多いです。
したがって、「自分はロコモにならない」という考えは捨てたほうがいいです。
自分だけは大丈夫という根拠はありません。
人間は必ず身体が弱ります。
体は鍛えなければ必ず衰えます。例外はありません。
あなたも、誰しもがロコモになる可能性があります。
こうやってブログを書いている私も・・・ 運動しなければ!
3.便利な生活もロコモティブシンドロームの原因になる!?
世の中、便利になってきました。
皆さんの理想的な生活は、便利で楽に生活ができることだと思います。
- 「自転車に乗らなくても車に乗れば好きな所に行ける」
- 「掃除をしなくても機械がしてくれる」
- 「ソファーに座ってる心地が良いのでなるべく動きたくない」
- 「ヘルパーさんが来てくれるので自分は何もしなくてもいい」
- 「出かける時には近くのコンビニでも車に乗ってしまう」
- 「食事はコンビニ弁当かスーパーの惣菜でいい」
楽な生活になるほどに動かなくていいことになります。
理想的な楽な生活をするほどに、寝たきりの状態に近づいていきます。
という私も、ルンバを使って掃除をしてもらってます。
本当に便利です!
掃除をするという無駄な時間を省くことができます。
掃除をしないわけにはいかないので、ルンバで時間を節約してます。
掃除を機械でやってもらっている分、筋トレの時間に充てなければいけません!
便利な生活を追求してしまうほどに運動量は減ってしまい、気が付いたら体が弱っているというケースが多いです。
買い物に行くときに自転車で行ける距離にあるのであれば、車ではなく自転車に乗りましょう。
田舎の方のに住んでいる人は、
自転車なんかのったことない。どこに行くにしても車で行っちゃうからねー
という方がほとんどです。
アクティブシニアを目指している人は、この際、自転車を趣味にしてはいかがでしょうか?
要チェック!あなたもロコモじゃないですか?
ロコモティブシンドロームのチェック項目を紹介します。
- 片足で立って靴下が履けない
- 家の中のなんでもないところで躓いたり、滑る
- 階段を上るときに自然と手すりを触ってしまう
- 15分程度歩くのがしんどい
- 歩く速度が低下して横断歩道を青信号で渡るのがギリギリ
- 2 km 程度のスーパーに買い物をしに出かけて持ち帰るのが大変
- 自宅の中でやや重い仕事が大変になった(布団の上げ下ろし、掃除機の使用)
この中の一つでも該当すればロコモティブシンドロームです。
このような状態になってるときには、すでに衰えていることがわかります。
衰える前に鍛えておくことが必要です。
衰えてから体を鍛えるのは相当大変ですよ!
いかがでしたか?
今回はロコモティブシンドローム(ロコモ)の三大要因について紹介しました。
誰でもロコモになる可能性があります。
日頃から活動量を増やして、筋肉を鍛えることによってロコモを予防することができます。
ぜひ参考にしてみてください。
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